ブラサバ運営のARCHBEARS(韓国)が、DMM GAMESと日本国内サービスに関する契約を結んだ。
サービス開始は2018年の第3四半期(10~12月)が予定されているとのこと。
情報ソース:4games
広告に頼らないP2W精神
ブラサバは既にスマホアプリとsteam版でのサービスを行っているが、ARCHBEARS運営がP2W(Pay To Win)の精神を尊重して、これまで広告を一切打たない方針を貫いてきた。外部企業の広告に頼らない代わりに、自社のゲームを自主的に配信してくれる動画配信者をストリーマーサポートという形で支援している。
これによってブラサバは、実質クチコミの力だけでここまでやって来た。
ただ理念は素晴らしいものの、やはり知名度が今ひとつで対戦ゲームとしてプレイ人口が、やや控えめな気がするのは大きな問題点ではある。
日本国内での盛り上がり
日本では去年6月からサービスを開始したブラサバだが、今年になってからはゲーム内の強さに影響しないスキンやハウジング要素に力をいれ、それをガチャとして販売するようになった。傍から見て経営は順調に見える。
また日本での人気も伸びてきており、先日終了したシーズン4でも日本人プレイヤーがランキング第一位に輝き、殿堂入りを果たした。
http://blacksurvival-route.com/news/post-229/
知名度も伸びてきているようで、最近ではリーグ・オブ・レジェンドやハースストーンをプレイしているTwitchの日本人ストリーマー達がブラサバを始め、TOP100の上位ランキングにも数多く名前を連ねている。
そうして、ここに来てのDMMとのサービス締結である。DMMは日本におけるオンラインゲームのプラットフォームとして大きなシェアを持っている。現在波に乗ってきている日本に新たな間口を置くことで、新規のユーザー流入を狙おうというのがARCHBEARSの戦略なのだろう。こういった投資は大いに評価したい。
R指定版とか出ないからな?
ところでDMM発のゲームといえば、よくR指定版とのセットでリリースされることが多い。
シャドウバースやグランブルーファンタジーが提携する際も「大人向け要素が追加されるのではないか」と影で密かに期待されていたようだ…が、現実的にそんなことはありえなかった。
いくら期待してもそんなものは出ないので、ブラサバがこのまま発展してリアルに薄い本が出回ることでも期待しよう。