シーズン8からの新要素:実験成果
4月1日でブラサバのシーズン7は終了し、2週間のプレシーズンが始まります。
それに合わせた新要素として新しく『実験成果』の実装が決定されました。
今回はこの新要素について考察していきたいと思います。
研究成果とは?
研究成果とは現状で言うところの潜在能力のように対戦開始前、プレイヤーが選んでセット出来るパッシブスキルです。
別ゲームで例えるのであれば、リーグオブレジェンドにおける『ルーン』のような要素です。
パッシブスキルなので潜在能力とは違って常時効果を発揮するもので、使用するキャラクターとのシナジーや、自分のプレイスタイルに合わせたカスタマイズ性のあるものとなっています。
種類
2020年4月現在では4種類の研究成果があります。
- ヒーリングセル(生存と回復)
- 生体力学(行動持続)
- 超振動(直接被害)
- 環境変数(ルート設計)
構成
研究成果は1項目につきメインとなる1つの特殊成果と、4種の一般成果から構成されています。
一般成果はそのうち2種類を選んでひとつずつ選んでセットする仕様です。
とりあえず何を使えばいい?
よく分からないという人の為に結論から言うと、ヒーリングセルを選んでおけば間違いないと思います。
一応、各種効果を簡単にまとめるとこんな感じです。
- ヒーリングセル:HP増強と回復力のアップ。腐る要素がない。
- 生体力学:スタカツ予防。普段からスタカツしない人には物足りないかも。
- 超振動:ゲーム中盤~終盤以降にならないと効果を実感しない。
- 環境変数:運要素が強い。アドリブ力を求められるので上級者向け。
下記項目から詳しく解説していきます。
研究成果:ヒーリングセル
特殊成果:ヒーリングセル活性
- 受ける被害-2
- HP30%以下の場合回復効率+15%
- 被害軽減-2の効果はかなり大きい
- ピンチ時に回復力アップ
- 元の最大HPが高いElevenやキャッシーだと効果を発揮しやすい
1つ目の一般成果(択一)
先天免疫強化
対戦開始時最大体力 +5
- 開幕時点から発動するが効果量が少ない
- 微量でも序盤の耐久を上げたいならコッチ
後天免疫強化
12 レベル達成時最大体力 +10
- 発動するのは大体4回目の禁止警報(11分半)前後から
- シセラと合わせるとスキルでの回復量が+1くらいされる
- 終盤を意識するならこちら
2つ目の一般成果(択一)
披露物質除去
休息時スタミナ回復 +1
- 基本的にこっちでOK
- スアの青い鳥とシナジーあり
炎症反応抑制
休息時の体力回復 +1
- 休憩時の回復速度の早いキャッシーと好相性
相性のいい実験体
- シセラ:ダメージ軽減とHP増強にシナジー有り
- シウカイ:HP増強がスキル火力向上にも繋がる
- Eleven:最大HPが高くピンチ時の効果を発揮しやすい
- キャッシー:休息時の回復速度が早い
- スア:青い鳥のスタミナ回復工場にシナジーがある
- その他・全キャラクターに適正あり
研究成果:生体力学
特殊成果:生体電流調整
- 疲弊時、1回に限ってスタミナ40回復
- (毎回の禁止区域選定時スタック回復)
- スタミナ最大値の低いキャラと好相性
- 発動は禁止区域選定ごとに1回ずつまで
- スタミナが完全に枯渇しないと発動しない点には注意
- 最大値の少ないエマと相性がいい
1つ目の一般成果(択一)
肺活量増大
対戦開始時の最大スタミナ + 15
- スタミナ最大値の低いキャラ(最終200未満)にオススメ
下半身循環促進
5レベル達成時、地域移動スタミナ -1
- 地域移動に必要なスタミナは5
- バトルシューズやエルメスブーツでさらに軽減可能
- シルヴィアなど区域移動が激しいキャラと好相性
2つ目の一般成果(択一)
戦闘呼吸
敵攻撃時スタミナ回復 +1
- ヒョヌやマイなど、戦闘時にスキルでスタミナを回復するキャラとシナジー有り
バランス感覚撹乱
敵攻撃時、敵のスタミナ-2
- スタミナサポートが過剰だと感じるなら
- 投げ武器の法輪にはスタミナを減らす効果があるのでシナジー有り
相性のいい実験体
- エマ:スタミナ最大値が低いので、狙ってスタミナ切れ効果を誘発できる
- ヒョヌ・アルダ:スタミナ最大値が低いのを補える
- マイ・シルヴィア:スキル発動の為に区域移動機会が多いので負担を軽減できる
- その他・スタミナに不安のあるキャラクターに適正あり
研究成果:超振動
特殊成果:超振動共鳴
- 自分のHPが70%以上の場合、防御貫通力+7%
- 高めのHPを維持しないと発動しない
- 防具ビルドの薄い序盤のうちは大きな効果を発揮しない
- 7%くらいでは大したことがない
- 効果が大きくなるのは防御貫通が付与される熟練度S到達以降
- 防御貫通スキルを持つ莉央とシナジー有り
1つ目の一般成果(択一)
神経系撹乱
レベル10以降、生存者攻撃時の追加被害 +1
- 効果を発揮するのは3回目の禁止警報(9分)以降あたりから
- 地味だけど強いので基本はこっちでOK
高周波振動
野生動物攻撃時の追加被害 +4
- 動物相手への攻撃回数が減ってしまうので熟練度稼ぎには向かない
- 銃など銃声で人を呼ぶ前に急いで処理したい火力重視タイプの武器種と相性がいい
- 動物を手早く狩りたいナディンとも相性がいい
2つ目の一般成果(択一)
分子構造スキャン
近距離武器製作時の熟練度 +50%
- ブレイジルガントレットやヴィジャナガルなど制作に当たっての工数が多い武器ほど相性がいい
- 似た効果の聖者の遺産とシナジーがあるが、近接武器縛りと相性が悪くて揃えるのも難しい素材なので、わざわざ狙うほどでもない
量子揺動
- 装填時、弾丸/矢の超過装填 1
- 投げ武器製作時の数量 +1
- 装填数が7程度の弾数が少ない銃や弓と相性がいい。
- 長期戦になっても補給潜在のクールタイムが間に合わなくことがなくなる
- 装填数4以下のEBやハープンガンなどの銃武器にも有効ではあるが、+1程度ではまだ実用レベルに足りないと思う
- 投げ制作+1は熱いオイル・焼き砥石・ダイナマイト・放電電池などにも適用される
- ダイナマイト複製によって、投げ武器の高爆手榴弾の実用化・罠のRDXの量産が捗りそう
- 攻撃力200の投げ武器『迎身血雫』が2個作れる。頑張れば4個作れる。
相性のいい実験体
- 莉央:ダメージ貫通スキルを初期搭載しているのでシナジーがある
- ナディン:1体の動物で長く熟練度を稼ぐよりも手早く倒して数を稼げる
- 銃使い全般:動物狩りに長く時間を掛けたくないならオススメ
- 投げキャラ全般:高爆手榴弾(投げ)が実用可能になる。迎身血雫もやばい。
- 罠アイソル:RDX(罠)が量産しやすくなる
- レノックス:焼き砥石を増やせるので魚を焼く際の負担を軽減できる
研究成果:環境変数
特殊成果 :EV-Type 1 CU
上位アイテムが存在する一般等級の防具を1つ装備したままゲーム開始
- 支給されるのは全6種類「ウィンドブレーカー/司祭服/僧服/医師ガウン/全身水着/布の鎧」の中からどれか
- 当たり外れがあるが、いいアイテムを引けたときのブースト力は大きい
- どれが出たとしても活かせるような臨機応変な対応が必要になる上級者向けな要素
- 効果があるのは開幕時点のみの使いきりなのが残念
1つ目の一般成果(択一)
EV-Type 2 HW
ゲーム開始時お湯を1個追加支給
- 序盤からライターを拾いに行く流れを省略出来るので、スタート地点の自由度が高まる。
- 基本はこっちの方がオススメ。
EV-Type 3 MRE
ゲーム開始時おこげスープを1個追加支給
- 40回復*1の支給。ちょっとショボく感じるものの、開幕から人気エリアを取りに行くつもりなら保険に持つのもいいかもしれない。
- だけどビルドの選択肢を増やす目的である、この実験成果のコンセプトには反している印象。
2つ目の一般成果(択一)
超音波探知
水場で探索時、アイテムを2個発見する確率 +8%
- ルミア : 港/池/浜辺/灯台
- ソウル : 大橋/川辺/湖
- 魚が集めやすくなるので中盤以降の回復集めに強い
- 港や浜辺なら素早く強い銃が拾える。ババラと好相性。
- 池で宝剣の素材・たい焼き・ペットボトルが早く揃う
- 開幕灯台では死神の鎌やアイアンナックルを揃えつつ、メガネ・ゴム・ライターも早く揃う
地面透過性パルス
山岳/険路地域で探索時相アイテムを2個発見する確率 +8%
- ルミア :森/山道/トンネル/墓場
- ソウル : 軍事基地/展示場/競技場
- 序盤のビルド速度を重視したいならこちらがオススメ
- 鉄鉱石・原石・羽など序盤によく使う装備用の素材集めに向いている
- 薬草・枝などお湯とシナジーのある序盤の回復アイテムがよく集まる
相性のいい実験体
- レオン:元から得意なアイテム収集がさらに加速する。灯台→山道で薬草集めが捗る。
- スア:オデッセイ発動中はアイテム発見率が100%になるのでシナジーがある。
- ババラ:開幕初手の選択肢が増える。海辺で銃を集めやすくなる。
- ロサリオ:開幕村会館ではちみつ湯が作れるので、安定しなかったスタミナをケアしながらサイコロを探せる。
- 国弓スタート:墓場→寺の流れはスタミナが枯渇しがちだった。2本目の枝を拾えばケア可能。